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ジュエリー制作・K10の場合

リフォームご依頼の際に「10金で」とご指定されることがよくあります。
K10は金素材でありながらも、お求めやすいお値段であるということで人気があるのだと思います。

SV925、950、純銀、K18でのジュエリー制作の場合は地金でお作りすることが可能です。

K10での制作方法といたしましては、ワックスで原型を制作し、それを鋳造させていただくことになります。
ワックス原型ワックス原型制作の様子

(余談ですが今時はジュエリーCADにてデータを作成→3Dプリンターで原型制作→鋳造のところも。)

地金で制作の場合、その地金は地金屋で地金を購入、もしくはお客様のお持込の地金を使用させていただくことになるわけですが、
地金屋ではK18、プラチナ、銀のみの販売でK10は購入できないのです。

ですから(私もそうですが)多くの職人さんも新しいK10地金はお持ちではないと思います。

さて、K10の地金の成分構成ですが
重量の約42%….金
その他の58%….銀・銅・その他
なのですが、

半数以上の58%「その他」に何が含まれているか。。。これに関しては特に規定として厳しくないようです。
ですので銀や銅以外の成分がメーカーによって配合されているようです。

なので、どんな成分が配合されているかわからないためお持込地金での溶解やロウ付けの際に失敗するリスクが高くなってしまうのですーーーー。
youkai2910
地金の溶解
この溶解の時点でうまく混ざり合わなかったりするとアウトですー。

やってみて、うまく行った時もございましたが、実際溶かしたりしてみないと分からない。。といった感じです。

ギーダリージュエリーでは、(デザインにもよるのですが)
シンプルなリングの場合地金で叩いて伸ばして制作する方が、原型をワックスで制作して鋳造するよりも「制作コスト」としてはお安くなります。
地金の重量がさほどない華奢目のリング、ペンダントトップの制作でしたらK18でお作りされることを是非お勧め致します。

K18リング

参考記事
地金を溶かして再利用できるかどうか

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