18金の指輪を溶かして新しい指輪にリフォーム
目次
お祖父様の18金の指輪を2本の指輪に加工

石の外れた状態の18金の地金だけの指輪の状態でお持ち込みになられました。
お祖父様から譲り受けられたそうです。
グラム数を計測させていただきましたところ5.93gございました。
ご要望は
- こちらのリングを溶かして2本の指輪を作成
- 地金を足すこともなく余すこともなくぴったりで
- 普段使いにご使用(保育士さんが普段使いにご使用)
- デザインは2本同じもので一文字・シンプルなもの
でございました。
お打ち合わせ当初は「華奢なもの」をイメージされておられましたが、
号数から想定いたしますと、幅の狭い2.0mmくらいの指輪の場合、厚みがどうしても出てしまうなと思いました。
そこで
若干カーブしていますので手馴染みがよく、指あたりのよい、至ってシンプルな甲丸のデザインをおすすめいたしました。
シンプルな2本の甲丸デザインの指輪に


幅は3.5mm 指あたりがよく、厚くなく、薄すぎずの厚みとさせていただきました。

お母様とペアでご使用されるとのことです。
18金ブレスレットを溶かしてピンキーリングへと加工

ブレスレットをお持込されました。

計測させていただきましたら1.99gございました。


5号サイズのピンキーリングが完成しました。
こちらの指輪は職人が地金を叩いてお作りさせていただいておりますのでしっかりとした作りとなっております。
古い指輪を溶かしてリフォームをご希望の方へ
お持ち込みご予定の指輪のお写真をご相談時にお送りください。
お写真は刻印の状態のわかる写真にてお願いいたします。プラチナもご相談ください。
ご依頼時にグラム数を概算(キッチンスケールにてご計測でもよいです)でお願いいたします。
また、チェーンやパーツなどは上のように溶かす際、吹きヘリといって飛んでしまう分の重量もございます。
お受けできないケース
- 刻印のないもの
- 地金の種類が特定できないもの
- 「18K」と刻印されているもの。(あとKって言います)
- SV・K10・K18WG
また、これまでにはございませんが、
実際溶解させていただきました際、刻印の内容と地金の種類が違うことがわかりました際はその時点でお客様にご連絡いたします。様々なジュエリーが流通しておりますのでそういったことも想定できます。ご了承ください。
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